スマートEXで東北・北陸新幹線は予約できない？乗り継ぎ予約は？

2025年10月15日

新幹線料金研究所

東海道・山陽・九州新幹線の予約ができる「スマートEX」。
このスマートEXで、東北新幹線や北陸新幹線は予約できないのか？
また、乗り継ぎでの予約はできるのか？

ここでは、スマートEXでの東北・北陸新幹線の予約についてご紹介します！

スマートEXの予約は東海道・山陽・九州新幹線

現在、スマートEXで予約ができるのは東海道・山陽・九州新幹線のみ。
東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線の予約はできません。

スマートEXでは新幹線の予約ができるのは東海道・山陽・九州新幹線のみで、特急との乗り継ぎも予約できません。
また、東京駅では、東北・北陸新幹線などに乗り換えることができますが、スマートEXでは予約はできません。

東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線を利用する方は、スマートEX以外の方法での予約が必要です。
では、その予約方法についてご紹介しましょう！

東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線は「えきねっと」で予約

東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線が予約できるのは「えきねっと」。
「えきねっと」はスマートEXと同じく、年会費無料で新幹線の予約ができます。
予約できるのは、東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線。

「えきねっと」を利用すると、チケットレスの「新幹線eチケット」で指定席は200円割引。
スマートEXと同じように指定席料金は安くなります。

スマートEXで予約できない区間も

往復＋宿泊するなら「JR新幹線＋ホテルパック」を利用するとお得！

東日本の日帰りなら「東武トップツアーズ「新幹線・JR日帰り」」が安いです！

「えきねっと」は乗り継ぎの予約も可能

スマートEXでは、東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線への乗り継ぎの予約はできません。
しかし、「えきねっと」は東海道・山陽・九州新幹線との乗り継ぎ予約も可能です。

例えば、名古屋から仙台まで、新幹線は東京での乗り継ぎが必要です。
この時、スマートEXで予約できるのは、名古屋－東京間のみ。
しかし、「えきねっと」では、名古屋－仙台の新幹線チケットの予約が可能です。
そして、そのチケットはJR東海の券売機で受け取ることができます。
参考：えきねっと「紙きっぷの受取り・乗車方法」

料金は安くならない

東海道・山陽・九州新幹線と東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線の乗り継ぎで、利用するのは紙のきっぷで、チケットレスでの乗車は不可。
料金も割引にはなりません。

乗り継ぎにはスマートEXは利用しないこと！

例えば、名古屋－仙台を「のぞみ」指定席と「はやぶさ」指定席で乗り継ぐと、通常きっぷ料金は20,620円です。
しかし、スマートEX「スマートEXサービス」で名古屋－東京は11,100円。
えきねっと「新幹線eチケット」で東京－仙台は11,210円。
この乗り継ぎを別々で予約すると合計22,310円なので、通常きっぷより高くなります。

名古屋－仙台	片道料金
通常きっぷ	20,620円
スマートEX＋えきねっと	22,310円

「えきねっと」のみで予約しても通常きっぷと同じ料金です。
もし、えきねっとで予約しないのなら、駅の窓口等できっぷを購入した方が、スマートEXより安いです！

北陸新幹線は「e5489」でも予約できる！

東北・北海道・秋田・山形・上越新幹線の予約は「えきねっと」。
しかし、北陸新幹線はスマートEXでは予約できませんが、「e5489」で予約できます。
紙のきっぷは北陸新幹線の各駅でも受取りは可能。
年会費も無料なので、スマートEXと併用してもいいでしょう。

なお、この「e5489」でも、スマートEXと同じ東海道・山陽・九州新幹線も予約できます。

東北・北陸新幹線に安く乗るには？

スマートEXでは予約できない東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線。
「えきねっと」や「e5489」を利用すれば安く乗ることもできます。

えきねっと「トクだ値」が安い！

えきねっとでは「トクだ値」という安い商品を購入することができます。
東北・北陸新幹線などで利用できるのは、5～10％割引の「トクだ値1」と、25～30％割引の「トクだ値14」。
特に安いのは、14日前までに購入が必要な「トクだ値14」。
例えば、東京－仙台なら「やまびこ」利用のトクだ値14は7,610円。
名古屋－東京をスマートEXで予約しても、合計料金は通常きっぷより安くなります。