JR・新幹線では、学割で乗車券が2割引です。
しかし、実際の新幹線の料金は「学割乗車券+特急券」の合計。
そこで、学割利用時の料金を、自動で計算できるツールを作成しました!
新幹線の「学割」料金計算が約15秒で完了!
学割料金シュミレーションに、「乗車券」と「特急券」の料金を入力してください!
入力約15秒で、学割の新幹線料金がわかります。
なお、乗車券・特急券の料金は「Yahoo!路線情報」で簡単に調べられます。
新幹線「学割」の計算方法を解説!
学割を使った新幹線料金の計算方法をご紹介します。
新幹線のきっぷは「乗車券+特急券」で構成されています。
在来線には乗車券のみで乗車できますが、新幹線の利用には必ずこの両方が必要です。
このうち、学割で割引になるのは乗車券の2割で、特急券の料金は安くなりません。
学割利用時の、新幹線料金は以下のように計算します。
乗車券×0.8(10円未満の端数切り捨て)+特急券料金=学割利用時の新幹線料金
これで学割利用時の新幹線料金を計算することができます。
【計算例】東京-新大阪
東京-新大阪は乗車券が8,910円。
乗車券が学割で2割引きになると7,120円。(10円未満の端数は切り捨て)
そして、特急券料金は、のぞみ指定席5,810円、ひかり・こだま指定席5,490円、自由席4,960円。
この合計が学割利用時の新幹線料金。
座席 | 通常料金 | 学割 |
---|---|---|
のぞみ指定席 | 14,720円 | 12,930円 |
ひかり・こだま指定席 | 14,400円 | 12,610円 |
自由席 | 13,870円 | 12,080円 |
「学割×往復割引」併用時の計算方法
片道601キロ以上の区間では、往復割引も利用することができます。
往復同一区間の乗車券を同時に購入すると、往復割引で乗車券が1割引。
そして、この往復割引と学割は同時に利用することができ、乗車券は学割で2割引、往復割引でさらに1割引。
学割×往復割引利用時の、新幹線料金は以下のように計算します。
乗車券×0.8(10円未満の端数切り捨て)×0.9(10円未満の端数切り捨て)+特急券料金=学割・往復割引利用時の新幹線料金
これで学割×往復割引利用時の新幹線料金を計算することができます。
【計算例】東京-広島
片道営業キロ894.2キロの東京-広島は、乗車券が11,880円。
乗車券が学割で2割引きになると9,500円。(10円未満の端数は切り捨て)
さらに往復割引で1割引きになると8,550円。(10円未満の端数は切り捨て)
そして、特急券料金は、のぞみ指定席7,880円、自由席6,500円。
この合計が学割利用時の新幹線料金。
座席 | 通常料金 | 学割×往復割引 |
---|---|---|
のぞみ指定席 | 19,760円 | 16,430円 |
自由席 | 18,380円 | 15,050円 |
上の学割シュミレーションでは、学割×往復割引で端数処理ができていないケースがあります。
その際は、10円多い額が表示されていますのでご了承ください。
e特急券・eきっぷ利用時の計算方法
学割で安くなるのは乗車券のみ。
しかし、学割の乗車券と一緒に、「e特急券」や「eきっぷ」を利用すると、合計の新幹線料金は安くなります。
この時の計算方法は、
乗車券×0.8(10円未満の端数切り捨て)+e特急券料金
このように利用すると、東京-新大阪の料金は…
座席 | 学割 | 学割+e特急券 |
---|---|---|
のぞみ指定席 | 12,930円 | 12,440円 |
ひかり・こだま指定席 | 12,610円 | 12,120円 |
自由席 | 12,080円 | 11,920円 |
特急券も通常料金より安いので、e特急券を学割と同時に利用するとお得です。
新幹線+JR特急利用時の学割料金計算方法
例えば、広島から大分へ行くには、小倉までは新幹線、小倉から特急ソニックを利用します。
この時、乗車券は1枚ですが、新幹線と特急それぞれに特急券が必要です。
この時の計算方法は、
乗車券×0.8(10円未満の端数切り捨て)+新幹線特急券料金+JR特急の特急券料金
これで計算すると、広島-大分の学割利用時の料金は、
座席 | 通常料金 | 学割 |
---|---|---|
のぞみ+特急指定席 | 13,390円 | 12,070円 |
ひかり・こだま+特急指定席 | 12,860円 | 11,540円 |
自由席 | 11,800円 | 10,480円 |
新幹線+特急で学割を利用する時も、学割で安くなるのは乗車券のみ。
あとはそれぞれの特急券料金を合計するだけです。