ネットで新幹線の予約ができる「スマートEX」と「えきねっと」。
この2つのサービスは何が違うのか?
ここでは、「スマートEX」と「えきねっと」の違いについて、詳しくご紹介します!
スマートEXとえきねっとを比較!
まず、スマートEX・えきねっとを一覧で比較してみましょう!
比較項目 | スマートEX | えきねっと |
---|---|---|
予約できる新幹線 | 東海道・山陽・九州新幹線 | 東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線 |
在来線特急 | 予約不可 | 予約可 |
特急券のみ | 不可 | 新幹線は不可 |
紙きっぷ | 可 | 可 |
チケットレス | 交通系ICカード | 交通系ICカード・モバイルSuica |
支払い | クレジットカード | カード・コンビニ等 |
年会費 | 無料 | 無料 |
指定席割引 | 片道200円 | 片道200円 |
自由席割引 | なし(早特除く) | なし |
早割 | あり | あり |
細かい違いは多くありますが、まずは、細かい部分を除いて比較してみました。
この違いについて、一つずつご紹介しましょう!
予約できる新幹線が違う!
スマートEX・えきねっとの一番大きな違いは、予約できる新幹線です。
「スマートEX」で予約できるのは、東海道・山陽・九州新幹線。
東京-鹿児島中央の新幹線は予約できますが、それ以外は予約できません。
「えきねっと」で予約できるのは、東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線です。
現時点では、連携がされていませんので、全国の新幹線を予約する可能性がある方は、この2つを併用しなければなりません。(東海道・山陽・九州新幹線はエクスプレス予約・e5489でも可)
スマートEXの予約は新幹線のみ
スマートEXで予約できるのは東海道・山陽・九州新幹線のみ。
それ以外の在来線特急などは予約できません。
例えば、東京から和歌山へ行くなら、新大阪で新幹線と特急を乗り継ぎます。
しかし、スマートEXで予約できるのは東京-新大阪のみで、特急は別で予約が必要です。(「e5489」で予約可)
これに対して、「えきねっと」は在来線の予約も可能。
例えば、東京から弘前へ行くなら、新青森で新幹線と特急を乗り継ぐこともできます。
このような時でも、新幹線・特急の両方を同時に予約することができます。
特急券のみの購入は不可
スマートEXのチケットは、乗車券・特急券がセットです。
エクスプレス予約では、「e特急券」という特急券のみを別で購入することができますが、スマートEXでは購入できません。
また、「えきねっと」では利用可能エリア内で、交通系ICカードを利用する場合、特急券のみの購入も可能です。
しかし、新幹線を利用する場合は、乗車券の購入も必要です。
紙きっぷの受取りも可能
スマートEX・えきねっとは、基本的には交通系ICカードを登録して、タッチで改札を通ります。
どちらも一度に6人分まで予約できますが、全員の交通系ICカードを登録すると、きっぷの受取りは必要ありません。
しかし、交通系ICカードの登録ができない場合など、紙きっぷを発券して乗車することも可能です。
基本はクレジットカード・交通系ICカードを登録
スマートEX・えきねっととも、基本的には交通系ICカードを登録して改札を通ります。
そして、決済はクレジットカードを登録して支払うのが一般的です。
スマートEXは、これが原則で、クレジットカード決済以外の支払い方法はありません。
しかし、えきねっとは、コンビニ決済や銀行決済も可能。
交通系ICカード以外に、モバイルSuicaの利用も可能です。
スマートEX・えきねっとは年会費無料
スマートEX・えきねっとは、どちらも年会費無料で利用することができます。
年会費無料で指定席は安くなるので、駅の窓口や券売機でチケットを購入するよりも、基本的にはお得です!
なお、東海道・山陽・九州新幹線は、指定席料金は「エクスプレス予約」の方が安いです。
しかし、エクスプレス予約には年会費1,100円が必要です。
スマートEX・えきねっとの自由席は割引なし
スマートEX「スマートEXサービス」、えきねっと「新幹線eチケット」を利用すれば、指定席は片道200円割引です。
しかし、どちらも自由席は割引はありません。
スマートEX・えきねっとは「早割」が安い!
スマートEX・えきねっとは、通常なら指定席は片道200円割引のみです。
しかし、どちらも安いチケットを早めに購入することで、新幹線に安く乗ることができます。
スマートEXは5つの「早特」が安い
スマートEXでは、「EX早特1」「EX早特7」「EX早特21」「EX早特3」「EXファミリー早特7」という5つの早特があります。
それぞれ条件は違いますが、これらを利用すると新幹線に安く乗ることができます。
往復+宿泊するなら「JR新幹線+ホテルパック」を利用するとさらにお得!
日帰りなら「日帰りツアー」を利用すると安いです!
えきねっとは「トクだ値」が安い
えきねっとでは「トクだ値」という安い商品を購入することができます。
特に安いのは、14日前までに購入が必要な「トクだ値14」。
列車によって割引率が違いますが、料金は安いです!
ただし、完売が早いので、発売直後でも購入できないことも…
往復+宿泊するなら「JR新幹線+ホテルパック」を利用するとさらにお得!
東日本の日帰りなら「東武トップツアーズ「新幹線・JR日帰り」」を利用すると安いです!
まとめ
- スマートEX・えきねっとの大きな違いは予約できる新幹線。
- 併用すれば全国の新幹線が予約できる。
- 年会費は無料だが、サービスには違いがある。